噛むことは大事

あこがれの輝く白い歯 ファーストフードが普及し、パン食が進み、柔らかい食べものが増えたように思えます。
現代人の噛む力は戦後の半分、古代の人の六分の一まで落ちたと言われています。
確かに洋食が増えたせいか固い食べ物が少ないように思えます。
逆に固い食べ物は何でしょうか。
せんべいは固いモノでしょう。
しかし、おやつです。
レンコンは歯ごたえがあります。
リンゴも固い範疇に入るでしょうか。
考えてみますと、固い食品が少ないことに気づきます。
この問題は小さい時から始まっています。
親が気にしなければ、子どもが自分で固い食品を選んで食べることはありません。
そのせいか、現代人の顎が小さくなっていると言われています。
親不知が生えてきた時にスペースがないので必ずと言っていいほど歯科にお世話になります。
甘いお菓子を子供の頃から食べるので虫歯や歯周病の問題も多いです。
そのため、小児歯科はいつも子供でいっぱいです。
私も子供の頃よくお世話になりました。
歯磨きも苦手だったのでよく虫歯になりました。
あごが小さくて、固いものを食べないせいで歯並びが悪くなってしまいます。
歯並びが悪くなると噛みにくいのでますます噛まなくなり、悪循環になります。
噛み合わせが悪いため、歯茎や舌を噛んでしまうこともよくあり、そのことが原因で口内炎になってしまうこともあります。
ですから、噛むのがおっくうになってしまいゆがみが出てきてしまいます。
ですから、このような状況にならないようにするためにも意識して噛むことが大事です。
一般に言われているのは左右40回ずつ噛むことです。
しかし、実際してみると難しいものです。
でも、この問題を放置しておくと頭痛の原因になったり、体がゆがんできたり、他の病気の原因になります。
食事の時に噛むのが難しい人はガムを試してみるといいかもしれません。
朝身支度をしているときや通勤通学の時にガムを噛むのです。
無糖のモノもありますし、高いものではありませんので、簡単に出来るのではないかと思います。
左右交互に意識して噛むことが大切です。
何かをしながらで行うのが習慣になりやすいかもしれません。
歳をとって歯がないと力が出ないものです。
食事が美味しくないので体も弱るかもしれません。
噛むという行為は現代人にとって苦手なことだと思います。
しかし、意識して行うことにより、健康を維持し、楽しい食生活を送ることが出来るのです。
では、今日から意識して固いものを食べて、よく噛むことを意識してまいりましょう。

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